【東京めぐり】<ごはん>郷土料理「つがる」@祖師谷大蔵
私にとってよい店はご主人の人柄と生き方が滲み出て、そのおかげでお客さんが和み、よい時間を過ごせる場所。
佇まいからして「絶対によいお店!」と確信していた祖師谷大蔵の「つがる」はまさにそんなお店でした。
入った途端、「あー思い切って来て良かった」と嬉しくなる。なんとも和む雰囲気を醸し出しているのはご主人と女将さん。ともに80を超えていらっしゃるのにテキパキかつ柔らかな笑顔。
ご主人の頭に締めた日本手ぬぐいが粋でこんなに馴染んでいる方をはじめて見た気がします。
郷土料理というだけあって、弘前出身のご主人が作るメニューには津軽の家庭料理がちらほら。「天ぷら」「野菜オムレツ」や「肉ステーキ」「支那そば」と幅広く、頼んだ料理はどれも美味しく、東京とは思えないお手頃値段。
ここなら夕食を兼ねて一杯も良さそう。
ひとりで来ていたサラリーマンのお兄さんが
「あー食べたー」との叫びに「明日からがんばろう」という気持ちの声を聞いた気がしました。
自分が飲兵衛だったら週3日は通いたい。いつまでも続けて欲しい。
◇郷土料理 つがる
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