レトローカル旅

レトロに出会い、地域と繋がる、最高のひとり旅

唐津の素敵な夜


5月に旅行した際にひとめぼれしてしまった唐津。以来、公私ともども唐津の魅力普及活動に励んでいる私ですが、
このたび唐津で講演させていただきました。
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大好きな土地でこんな機会に恵まれるなんて、シアワセすぎました。

しかしこの後さらに極上を味わったのです。
今回わたしを呼んで下さった、ギャラリー一番館代表 坂本直樹さん方のご案内による
唐津の夜案内」が始まったのです。

あまりにもオシャレで、全てが異空間で、あれは夢だったんじゃないかと思う位、素敵な素敵な夜でした。思い出してはウットリです。

その日はちょうどボジョレーヌーヴォーの解禁日で、講演会場の近くの海沿いのホテル「唐津シーサイドホテル」で美味しい赤ワインを味わわせていただいた後、ほろ酔い気分で街へくりだしました。

まずは唐津で40年以上続く老舗バー「ヘネシー」。佇まいからして、うっとりです。
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中に入ると、タイムスリップしたような異空間、だけれど決して古びてなく、とても洗練されています。
照明も程よく明るくて
とても心地がよいんです。
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マスターも素敵な笑顔で、紳士的で
きっとここでは酒に呑まれるなんてことなく、明るい気持ちでよい時間を過ごせそう。
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わたしが唐津在住者で酒好きだったら間違いなく通います。
並んだお酒の佇まいもテーブルの感じも、それにコースターの色合いやフォントも、全てが品があって落ち着いてて、でも高級すぎず、程よい感じです。
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あまりにも素敵なのでコースターをおねだりして、マスターのサインをいただきました。
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その後は唐津の鯖寿司が美味しいお店だといいます。主催の西日本新聞さんが設けてくださった席です。恐縮です。
ご案内していただいた時、うわー!と声をだじした。
以前通りがかった時、独特の雰囲気を醸し出していて入ってみたいな、と思っていたお店だったのです。
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ショーウインドウに、お寿司ではなく、唐津焼のみが並んでいるところが既にたまりません。

こちらも中に入ると、全くの異空間。振り子時計が止まっているようなタイムスリップしたようで、映画の中に入ったようです。

ここはジャックマイヨールが度々訪れた場所だそうで、柱になんとサインも残っています。
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しかも驚くのが、こんなに日本的なお鮨屋さんなのに、奥にとっても大きなワインセラーをお持ちなのです。
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こだわりの唐津のお鮨にこだわりのワイン。ジャックマイヨールさんもたまらなかったのでしょう。欧米の方に教えたいお店。

私は、唐津焼のおちょこを選んで、
唐津の酒をみながら
唐津焼のうつわにのせた玄界灘の魚と
唐津の鯖寿司を味わいました。
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静かに語らいながらの楽しい時間でした。
鯖寿司の写真を撮り忘れてしまったのですが、「こんな鯖寿司食べたら他のを食べれなくなってしまう」と言ってしまったほど絶品でした。

大人はシアワセ、と痛感。

そしてシメは、私のわがままにより
カフェルーナさんという、唐津焼の器でだすコーヒー屋さんへ。
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こちらはこんな可愛い唐津焼もお店で売っていて、女子には特にオススメです。オーナーの女性も可愛らしい。


この3つのお店は、歩いてすぐの場所で、駅からもすぐ近くです。商店街の中心にあります。

唐津は歴史ある街だけあって、夜の街の雰囲気もレトロでノスタルジックな気持ちになります。ぼやーと霞ががってて、ちょっと静かでほんとうに夢の中にいる気分です。

講演でも述べさせていただいたのですが、
唐津は街ナカだけでもすべてがそろってます。
グルメ、歴史的スポット、スイーツ、唐津焼、そして絶景。
しかし昼だけじゃなく夜も歴史の刻みと重みが街の随所に染み込んでいることを知りました。
 大人なら、この感じはたまりません。
そしてさらに私は普及活動を深めるのでした。
ぜひ、この魅力を味わいにみなさんも唐津へ。