ニッポンたからものさがし~ひととつながる旅をしよう~

これからは地元の人に「ここが好き」を案内してもらうたび、人とつながる旅「縁バウンド」です。地域のよいモノ・コト、ヒトを自分のフィルターを通じて伝えていきます

熊本「わいちゃ会議」


1月末、熊本市で行われた市民プレゼンテーションイベント「わいちゃ会議」に審査員として参加させていただきました。
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「わいちゃ」とは熊本弁で「すごい」という意味だそう。熊本市を元気にし、かつビジネスとなる企画を熱い市民がプレゼンテーションし審査員や参加者と繋がってビジネス化していく、という場。
私のライフワークど真ん中。そんな貴重な場に立ち会えることが有難くて、とても楽しみにしていました。

会場は「未来会議室」という、ワークシェアリングやレンタルスペースもある空間。
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かわいい学生がこんな高い場所で勉強していてかなりポップ
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てっきり公共施設と思いきや、パチンコ店のオーナーが使っていないスペースを有効活用したく生まれたそう。
こういう「場」があるだけで、人がつながるきっかけになり町が活性化する大きな要素となります。CSRとはいえ感服。

このスペースの一角でイベントは行われました。

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審査員はトラベルジャーナリストの寺田直子さん、オーガニック農産物販売だけでなく、路上生活、生活保護者などの就農支援を行う小島 希世子さんなど「ずっと会いたかった」方。
特に寺田直子さんは20代から憧れていたのに、道中ご一緒でき、気さくでご親切で、言葉のひとつひとつに深みがあり論理的で、すっかり憧れの女性になってしまいました。
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もう一方、大ファンになってしまったのはMCの大桃美代子さん。
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場を盛り上げつつ進行するのはもちろん、農業、地域活性にも精通し、時折事例も交えながらその場にあった審査員以上のアドバイスをされていました。
さらにオフの場でとプライベートでもとても気さくで場を盛り上げ、かつ博識で、芸能人というよりも“美しい大学の先生”と話しているようでした。

メインの市民によるプレゼンテーションは
農業と企業をつなげる、空き家&教育旅行、おおにぎりコミュニティ、熊本を世界観光都市にするためのスマホビジネス、など。
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第一回目の行事なのに聴講者も大勢で、このプレゼンターとビジネスとして組みたい、という方もたくさん生まれ、まさに市民と市民がつながる場でした。そんな場に立ち会えて興奮しっぱなしで、私は大したことを言えないので、この場を讃えたい、応援したい、ちょっとでも元気づけたい、という一心でした。
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もうひとつ感服するのはこの会議、熊本市観光プロモーション課の主催。お金の使い方は色々だろうに、こんな素晴らしい企画を採用した、ご英断。
すぐにはお金が落ちないけれど、このような場を作ることによって市民のモチベーションを上げ、つながり、ジワジワと漢方のように町が盛り上がるはずです。
ぜひ今後も続けてほしいと思いました。
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この場だけでも相当なよい経験でありがたかったのに
さらに素晴らしい時間が続いたのでした。

審査員のおひとり、放送作家&劇作家の横山龍太さんが経営するお店で、熊本市と企画会社フラッグスさん、審査員や参加者大勢で打ち上げ。
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この場でも寺田さん、大桃さん、そして東海大学エコツーリズムの小林先生とツーリズム、地域活性、観光などについて次から次へと熱く語ったのでした。
自分の専門、でも各界に精通したすてきな女性たちが次々語る全てが、わたしにとっては貴重で、
わたしにとっては最大の至福の時間でした。

この中で印象的だったのは
「ラグジュアリーとは何か」という寺田さんのお話。
外国人にとっても、贅沢にお金をかけることではなく
「一輪の花をテーブルに置くココロ」とだそう。

心豊かになれる瞬間を、みんな旅に求めてる。
色んなヒントをいただいた夜でした。  
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横山さんのお店で美味しい肉鮨や馬刺しを
いただいたのに、あまりに楽しい時間で話に興奮して、写真をとらなかったのが無念です。

〆は夜中の11時にまだ空いているケーキ屋さんで熊本市民に永く愛されるスイーツ。
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緑の銀紙に包まれたケーキは、生地に洋酒がたっぷり染み込んである「リキュールマカロン」。ちょっと素朴で、昭和の人間なら懐かしくて、病みつきに。
ああ今思い出しても頬がほころんで、
このためにまた熊本にいきたくなります。

夜中に食べてしまい罪悪感にかられながら
今日の幸せをおもったのでした。
こんな会議をやってしまう企画会社、通してしまう熊本市、プレゼンして繋がる熱い市民、そして集まる素敵な方々。
そんな中に自分も身を置けるなんて、ありがたい限り。
熊本パワーに背中を押されてわたしも大きな糧となる、忘れられない日でした。

熊本の今後がとても楽しみです。絶対大丈夫な風格ある都市。
わたしもこの日を財産にお役にたてるよう、精進しようと決意しました。