レトローカル旅

レトロに出会い、地域と繋がる、最高のひとり旅

一緒に泳いでる気持ちになれる水族館

先月ですが、福島 いわきを訪れました。
日帰りなのでまだまだ知らないに等しいのですが、「いわきよいとこ、日帰りでも一度行くべし、ハワイアンリゾートだけでなく」です。

その最たるが「アクアマリン ふくしま」。2000年にオープンした、環境と教育に力を注ぐ水族館です。
震災時はほんとうに大変だったそうですが、皆さんの熱意で4カ月後みごとに再開しています。
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水族館、日本中に数あれど、
こんなに中身の濃い、かつ楽しい水族館は、なかなかないのではないでしょうか。

広大な敷地と建物に、テーマ性をもたせた数々の展開。見せる、知れるの連続。
その上
「海の中で海の生物と一緒に泳いでいる」気持ちにさせる、
「体感型」の水族館なんです。
昔、イルカと一緒に泳いだことがあるのですが、同じような感覚に陥りました。

水槽をこう切り取ると、こんなに素敵に面白くなるんだ!と
設計、プロデュースした方を拝みたくなりました。

まず、「環境水族館」の名の通り
豊かな海の生態系を人の生活に落として、分かりやすく紹介しています。

その特長の最たるものが、メインの「潮の海」。親潮黒潮が左右対象になっていて、生態系が全く異なることが一目瞭然の、通り抜けの道なのですが
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この前になんと寿司バーがあります。

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この生き物たちを食べているんだ、という教育になのです。


建物自体も魅力。吹き抜けになっていて順路も外にでたり中に入ったり、ワクワク感を駆り立てます。
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そして水槽の切り取り方。
魚、アザラシ、カワウソなどがイキイキ泳いでいる様子を、ヨコから、水槽に潜って下から、様々な角度から見ることできる設計です。
生き物をお腹からもたくさん見れるのです。

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水槽もひとつひとつが大きくて、おひさまもこうこうとあたるので
今まで見た水族館のどこよりも生き物が生き生きと動きまわってました。
さも海の中にいるみたいなのです。

そのほか、
海の生き物が死んでからどうなるのか、
屋上はいわきの海を一望できるスペース、外には釣り体験、釣った魚を自分で調理できるこどもの体験場所もあったりして、まさに海や海の生物が身近になる仕掛けがいっぱいでした。

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小さなお子さんも大きなお子さんも、大人もワクワク楽しめる場所。
それに女性に特にオススメ。ちょっと疲れたとき、平日一人で来て、1日中ゆらゆらと眺めてたら、全身のチカラが抜けて、きっと癒されるハズ。
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私も今度はゆっくり来ようと思いました。
できることならここで一泊したい。
今のところそれはできないそうです。。
見学は2ー3時間とっておきたいです。

いわきは東京からは常磐線で、高速バスで2〜3時間。
ちょっと疲れたら、水族館が好きでしたら、いわきの海と海の生物に会いに行ってみては。